消防設備.com

現役消防設備士による消防設備の解説ページです。

消防設備士になろう!難易度・合格率を解説。AI時代を生き抜く資格です。

スポンサーリンク

f:id:HumanPower:20180914223717p:plain

消防設備士の甲種特類・1類・2類・3類・4類・5類/乙種6類・7類を全部コンプリートしている現役消防設備士が解説します!

 

 

消防設備士について

消防設備士とは?

消火器やスプリンクラー設備などの消火設備、自動火災報知設備などの警報設備、救助袋などの避難設備の設置工事、点検整備を行うことができる日本の国家資格です。

 

消防設備士を必要とする施設

劇場、デパート、ホテルなどの建物は、その用途、規模、収容人員に応じて屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備などの消防用設備等又は特殊消防用設備等の設置が法律により義務づけられており、それらの工事、整備等を行うには、消防設備士の資格が必要です。

 

消防設備士の業務と講習

甲種消防設備士は、消防用設備等又は特殊消防用設備等(特類の資格者のみ)の工事、整備、点検ができ、乙種消防設備士は消防用設備等の整備、点検を行うことができます。工事、整備、点検のできる消防用設備等は、免状に記載されている種類になります。
また消防設備士は、消防用設備等又は特殊消防用設備等の工事、整備に関する新しい知識、技能の習得のため、定められた期間以内ごとに都道府県知事が行う講習を受けなければなりません。

 (消防設備士については一般社団法人消防試験研究センターHPより一部引用)

 

さあここからが本題です。消防設備士の資格試験とAI時代を生き抜ける資格である理由を解説します。

 

資格試験について(難易度・合格率)

合格率

合格率は甲種で約30%、乙種で40%で試験自体の難易度は比較的低めです。各科目40%かつ全体の60%かつ実技試験60%の正答率で合格できるのです。
そう、60%正解なら合格できちゃうんです。他の資格試験より低いんです!

 

誰でも受かる!?

誤解を恐れずにお伝えすると、1年あれば誰でも合格できます。なぜならば、国家資格なのに都道府県単位で資格試験を実施しているために1年間に何度でも受験できるのです。
東京なんて毎月2回以上、各類併せてトータルで年間50回近く試験を実施しているのです。愛知や岐阜では年間2回、福岡では年間3回とほとんどの都道府県で年間に複数回受験できます。そして受験する場所は居住地や勤務地に関係ないので、近隣の県をまたげば、何回も何回も受験できるのです。不合格でもまた来週、また来月というように受験しできるので、1年間あれば誰でも合格できると言っても過言ではないでしょう!

 

試験範囲が狭い

消防設備士の難易度が低い理由についてもう1つあります。それは特類から7類まで設備によって資格が8つに細分化されているので、それぞれの試験範囲がとっても狭いんです。近所の書店に参考書を探しに行ってみてください。置いてある参考書が非常にすくないと思います。試験範囲が狭いのでそもそも販売している種類がすくないのです。試験範囲が狭いということは勉強しやすいので、短期間でも効果的に合格に近づくはずです。

↓↓さらにこちらもチェック↓↓

www.shoubousetubi.com

 

AI時代へ

AIに仕事を奪われるという話が今よく話題にあがりますよね。断言しておくと消防設備士の仕事がAIに奪われるということはないでしょう。機械的に進歩して消防設備の機能が自動化されたとしても、その消防設備を現場で維持管理していくのが消防設備士だからです。あくまでも現場での作業が必要になるのです。
例えば使用済みの消火器があったとして、それを再び使えるように薬剤を詰め替えするという作業はAIや機械では不可能でしょう。
とはいえ、設備の自動化は急速に進んでおり、それを維持管理していく消防設備士の仕事内容が変化していくのは間違いないでしょう。消防設備士も進歩が必要です。

 

ブルーカラーとホワイトカラー

肉体労働者をブルーカラー、頭脳労働者をホワイトカラーと呼びます。現在はホワイトカラーの方が給与所得が高く地位の高い職業であるような世間の風潮があります。ですがこれからの未来はこの立場がどんどん近づいていって、その差はほとんどなくなるはずです。AIや機械にとって最も得意とするのが頭脳労働であり、最も苦手とするのが肉体労働だからです。もちろん頭脳労働すべてがAI化するわけではありませんが、間違いなく領域を浸潤されるでしょう。
そんな時代を生き抜いていくのは、いつの時代も重要視される防災を生業とする消防設備士だと思います。消防設備士になろう!

 

消防設備士試験のテキスト人気ランキングはこちら

 

↓↓さらにこちらもチェック↓↓

www.shoubousetubi.com