火災報知器の押しボタン(発信機)の止め方・戻し方
火災報知器の押しボタン(発信機)の止め方、戻し方を画像で解説します。
メーカーによって外観に違いはありますが、基本は同じです。
誤作動やいたずらに合ってしまった時にご参照ください。
製造元:ホーチキ株式会社
①火災報知器と書かれた赤い小窓を押し上げて開けます。
②中にある黒いバーを押し下げます。
③正しく戻ると、凹んでいる中央の【強く押す】という所が元に戻ります。
製造元:Panasonic株式会社(National・松下電器産業)
①火災報知器と書かれた赤い小窓を押し上げて開けます。
②中にある赤いスイッチを押しますスイッチには復旧という文字が書かれています。
③正しく戻ると、凹んでいる中央の【強く押す】という所が元に戻ります。
製造元:能美防災株式会社
①PUSH OPEN 火災報知器と書かれた赤い小窓を押し上げて開けます。
②中にある赤いレバーを押し上げます。少し押しにくいので、コインやマイナスドライバー等を使うと便利です。
③正しく戻ると、凹んでいる中央の【強く押す】という所が元に戻ります。
製造元:ニッタン株式会社
①表面下部3分の2の部分を押し下げます。
②中にある黒いレバーを押します。
③正しく戻ると、凹んでいる中央の【強く押す】という所が元に戻ります。
その他の旧型タイプ
上記に記載のない旧型タイプは、プラスドライバーを使って表面や下部にあるネジを取り外し、表面の赤いカバーを外した後に、中にある黒い押しボタンを手で引いて戻さないといけません。
旧型タイプの場合は【強く押す】というプレートは一度押してしまうと割れて再利用はできないので注意してください。
火災報知器のボタンが押されたら
上記の画像のような火災報知器のボタン(正式名称:発信機)が押されてしまった場合は、建物全体で非常ベルや音声警報が鳴っているはずなので、建物内のどこかにある大元の制御盤(正式名称:受信機)の所まで行って、音響停止ボタンや復旧ボタンを押さないといけません。
必ず発信機の復旧を行ってから、受信機の復旧を行ってください。(発信機の復旧を行わずに受信機を復旧をしようとしても、発信機から火災の信号を受信し続けてしまうので、受信機の復旧はできません)
誤作動やいたずらと決めつけない
非常ベル音声警報が鳴った時、火事だと思ってすぐに避難を開始する人は意外に少ないです。
大勢の人が「まさか火事なんて起こらないだろう」とか「どうせ誤作動かいたずらだろう」と決めつけてしまう傾向にあります。
もしも非常ベルや音声警報が鳴っている所に遭遇した時は、火事が起きているという前提の下に行動しよう。
↓誤作動して音が止まらない時はこちらもチェック↓
↓赤いランプが点滅している時はこちらもチェック↓