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【防災屋おすすめ】災害対策で準備するべき本当に必要な防災グッズ8選

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東日本大震災・熊本地震・西日本豪雨・大阪北部地震・台風・北海道胆振東部地震と災害は絶えず私たちの生活を脅かしています。
そんな中、自分や自分の家族の身を守るのは他でもないアナタ自身なのです。
そこで防災屋がおすすめする災害対策で準備しておいた方がいい防災グッズを紹介します。いつ起こるか分からない災害に備えておくことは今や絶対です!

 

 

防災セット

生き延びるための色々なものが細かくチョイスされており、セットになっているものです。セット内容に差はありますが、大体どの製品にも災害時にあってよかったという商品が詰め込まれています。
防災セットには家に置いておく備蓄用と持ち運べる避難用とありますが、両方の役割を果たすことのできるリュックサック型の防災セットをおすすめします。
リュックサック型なら両手が空いているので、避難する時に安心安全です。
小型で子供や女性でも持ち運びに苦じゃないようなものを家族の人数分用意しておくと良いでしょう。

 

 

 

長期保存水

人間が生き延びるうえで最も大切なのが水です。
大規模な災害の場合に電気・ガス・水道などのライフラインがダメージを受けた時、自治体や行政などからの支援の手が行き届くまでに3日間と言われています。1日に必要な量は1人あたり3Lなので、備蓄しておく目安は家族の人数×3L×3日分です。
いつ起こるか分からない災害に備えて、5年以上保存が可能な商品がおすすめです。
また、2Lタイプと500mLタイプと分けて備蓄しておいてください。コップが無い場合や持ち歩きたい時には500mLの方が便利です。

 

 

 

長期保存食

水とセットで必ず用意しておきたいのが長期保存食です。様々なタイプが用意されていて、おいしいものもたくさんあります。これも水と同じく家族の人数×3食×3日分以上を用意しておくとよいです。賞味期限が長く5年以上のもので、調理やお湯などが不要で、水だけで出来上がるようなものが良いです。
色んな味があるので、年に1回ぐらいは避難訓練を兼ねて食しておくとおいしいものが発見できるのでおすすめです。キャンプなどに持っていくのもありです。
中でも実際に食べておいしくて使いやすかったものを紹介しておきます。1食分が少なめなので、多めに備蓄しておくことをおすすめします。

 

 

 

簡易トイレ

人間、飲んで食べたら必ずトイレに行きたくなります。あまりイメージがつかないかもしれませんが、断水している時に非常に困るのがトイレなんです。
防災セットの中に入っている場合が多いですが、これもたくさん用意しておいた方がよいです。既存の便座に被せて使うタイプと便座そのものになるタイプがあります。

 

 

 

手回し充電ラジオ

これも1台で何役もこなしてくれるあった方が良い便利グッズです。
手でハンドルを回すことによって充電ができ、その貯めた電気でラジオ、LEDライト、USB充電(スマホなど)が使えるようになります。長期に渡る停電が起こった際には必須のアイテムです。ソーラーパネルも付いているものだとなお良いです。

 

 

防寒・保温シート

寒い季節の避難生活には必須のアイテムです。水害などが起こって1度でも濡れて汚れた布団は使えなくなってしまいますし、避難所にも布団が用意されるには時間がかかります。広げれば敷物としても使えるので、家族の人数分は用意しておくとよいです。
ただし、ペラペラなものがほとんどなので、布団のようなクッション的な効果はほとんどありませんので注意してください。

 

 

 

マルチツール

これは必須アイテムではありませんが、一家に1個でいいのであるととっても便利です。ナイフ・缶切り・ドライバー・ピンセット・のこぎりなどなど、困ったときに活躍してくれます。

 

 

 

ウェットタオル

最後にウェットタオルです。ライフラインがダメージを受けている時、手を洗うためのお水が無かったり、お風呂には入れないことがほとんどです。これは非常にストレスになりますし、衛生的にもよくありませんし、精神的に不快な状態が続きます。
これも防災セットに入っていることが多いですが、余分に用意しておくと良いです。簡易にですが、これで歯も磨けちゃいます。